ドイツ編 3. フュッセン

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フュッセンはロマンチック街道の南端にあたり、
ノイシュバンシュタイン城を訪れる際の拠点となる街だ。
フュッセンへは鉄道へ向かった。
fussen train

ドイツは鉄道網が発達しており便利だが、料金は高め。
もっとも、ヨーロッパは鉄道に限らず何もが高い。
fussen station

フュッセンの町はアルプスの麓だ。
5月になろうとしているこの時期でもまだ雪が残ってた。
昔の町並みの雰囲気が良く残っていると思う。
町の規模が小さいので、箱庭みたい印象を受ける。
有名な観光資産を抱えるだけあって、町の規模に比べてホテルが多い。
ちなみに中華料理屋が、確認しただけでも3軒あった。
fussen downtown

夜も遅かったのでレストランに入った。
ソーセージとマッシュポテトとキャベツの酢漬け。
ドイツ名物三点盛りみたいなメニュー。
fussen restaurant

ヨーロッパにはサービスの概念が無いと言われたのは、昔の話。
欧州系エアラインでは、CAが一回も笑顔を見せないのが普通だったとか。
でも自分が今まで会ったCA(ルフトハンザ)や店員さん達は皆にこやかに接してくれたと思う。

しかし、この店の姉ちゃんはちがった。
「もうすぐ厨房がしまるから、急いで」とか、
英語のメニューがあるか聞いたら「2行目に書いてあんだろ?ちゃんと見ろ」
みたいな応対だった。
乳に刺青してたし。
ドイツの洗礼を受けた感じ。

でも、そろそろ帰ろうかろ思っていたら、
「ケーキも食べて行きなよぉ~」みたいな感じで色々話しかけてきて、
急に可愛らしくなった。
ドイツでもツンデレ系が流行なのだろうか??

ホテルはこじんまりとしていたが、清潔かつ洗練された雰囲気で快適だった。
他の都市に比べて、宿泊費も安い。
https://www.hotel-fuessen.de/en/
fussen hotel

夜が明けてノイシュバンシュタイン城に向かった。
しかし、朝からあいにくの雨。
城のあるホーエンシュヴァンガウ村へは歩いても行けるのだが(約1時間)、
雨なのでバスに乗った。

ホーエンシュヴァンガウ村に着いても、未だ雨は上がらない。
傘が売ってないかと、土産物屋をのぞいてみても、全く売ってない。
日本なら、雨が降ろうものなら薬屋も本屋も挙って傘を軒先に並べるのに。
ドイツ人は商売っ気が無い。そもそもビニール傘を見かけないが。
有名な観光地だけあって、人は多い。

ここから城まで30分程度の登山なのだが、雨なので馬車に乗った。
fussen carriage

人の歩く早さと変わらない。
城の入り口につくと、入場待ちの人が溢れていた。
折角なので城の内部も見学したが(9ユーロ)、
時間が無い人は割愛しても良いと思われる。
fussen castle

ホテルに帰ってご主人に雨に降られた事を話すと、
朝雨が降って昼には上がるのは、この地方の春先の典型的な天気らしい。
fussen view

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