ツェルマットからの帰り、乗り換え経路上にあるベルンに寄った。
ベルンの、メインストリート。
祝日だからか、多くの旗が掲げられていた。
日本でも、祝日の事を旗日って言っていたが、
最近は国旗を掲げる家も減ってその言葉も消滅間近かも知れない。
その通り沿いに、アインシュタインハウスがあった。
アインシュタインがベルンの特許局職員だった頃に住んだ家。
すごく小さな家だった。
ここで特殊相対性理論などの論文が書かれたらしい。
その論文も最初は認められず、不遇の時期を過ごしたようだ。
しかし、特許局の一職員が、これから世界を変えることになるなど、
普通は誰にも予想出来ないだろう。
その中は記念館になっていて、6スイスフラン(学生は4.5スイスフラン)で見学できる。
チケットを買う時、『あなた、学生?』と聞かれたので、元気よく『はい!』と答えた。
そう言えば、”ベートーベン遺書の家”でも学割で入場した。
本当の年齢を言ったらびっくりするかな?欧米の人と比べれば若く見えるのだろうが。
それから、ちょっと町外れにある、バラ園に向かう。
そこは高台になっていて、ベルンの旧市街が一望できる。
ベルンの旧市街は世界遺産に登録されている。
バラ園に至る坂道はキツく、息切れしたけど、ここは来て良かった。
本当に良い景色だ。
公園の芝生では、日光浴を楽しむ地元の人が大勢いた。
水着を着て寝転ぶ姿には(若いお姉ちゃんも!)、文化の違いを感じる。
スイスの国会議事堂経由して帰路についた。
議事堂と国立銀行前の広場には、地面から吹き上がる噴水があり、子供達が裸で遊んでいた。
ヨーロッパはこれくらいの規模の都市が魅力的に思う。
街並みも良く保存されているし、観光するのも楽だし、治安面の不安も少ないし。
ちなみに帰りの乗り換え経路は下記の通り。
ツェルマット→ヴィスプ→ベルン→バーゼルSBB→カールスルーエ→ミュンヘン
8時間の電車の旅は、さすがに少し疲れた。
帰りの電車では、パスポートのチェックなどは無かった。
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