5/12(月)は聖霊降臨祭というキリスト教の節目らしく、ドイツは祝日だった。
ヨーロッパでは祝日になる国が多いらしい。
折角の3連休なので、マッターホルンで有名なツェルマットに行く事にした。
ツェルマットは電車で行くと8時間くらいかかる。
昼過ぎには着きたいので、朝4時発の電車に乗った。
乗り換え経路は、
ミュンヘン→マンハイム→ベルン→ヴィスプ→ツェルマット。
マンハイムでの乗り換え時間が5分しかなく、結構焦った。
基本的に、DBの乗り換えの案内は親切ではない。
電車の発着ホームもよく変更になる。
シェンゲン条約に加盟していない国に行くのは初めてなので、
入国審査とかどうするのかな?と思っていたら、
ドイツ-スイス国境付近で税関職員と思われる2人組が巡回して来た。
丁度うとうとしていたので、起こされた時はびっくりした。
彼らは、パスポートを見て、幾つか質問し、適当に荷物をまさぐって、去って行った。
そのスイスも、近々シェンゲン条約に加盟するらしい。
永世中立国であるが、観光立国としては、仕方のない選択なのだろう。
”氷河急行”に乗る場合は、
ヴィスプ→ツェルマット間はユーレイルパスが使えないと聞いていた。
自分が乗ったのは、普通の鈍行なので問題ないと思っていたら、それもダメらしい。
パス保有者は25%割引になるが、この区間は別料金が必要だと。
1等車で悠々としていたのに、そのような理由から2等車に移動し、
2等車は混んでいたので、結局立ち乗りになった。
ツェルマットに着くと、マッターホルンが見えた。
早起きのせいか、高地に順応しきれていないのか、初日は少し頭が重かった。
なので無理せず、ツェルマットの街をブラブラした。
天気が良いので、思ったほど寒くはない。
ATMでスイスフランを引き出したのだが、
殆どの店でユーロが使えるので(日本円が使える店もあった)、
スイスフランが無くても問題ない。
ツェルマットは妙高高原と姉妹都市協定を結んでいるらしい。
道の両脇にロッヂ風のホテルや土産物屋が並んでいる様は、
確かに妙高や志賀高原を彷彿とさせる。
そんな訳もあり、日本との関係はかなり昔から続いているみたい。
日本の団体旅行のグループを何組も見かけた。
今まで行った所は、団体旅行と言えば中国人だったが。
ここにいるアジア系の旅行者は日本人の割合が高い。
中国人は自国にヒマラヤを抱えているので、
わざわざ海外まで行って山を見る気にならないのかも知れない。
買い物も出来ないし。
ちなみに、こんな山奥であっても、マクドナルドはあった。
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